5.ユーラシア大陸東南部縦断〜第4日〜ハルビン編
グーグルもインスタもラインも何もかもグレートファイアウォールによって使えないのに、何故だか投稿できるブログ。
重要性が全くない証拠です。笑
早速日程的にキツくなってきました。笑
朝ごはんを食べて、ハルビン駅に行きます。
遠くから見て巨神兵が立ってる様に見える、建設途中で放棄されたビル。
横断歩道でちょっと気を抜いたら、日本みたいに歩行者が横断歩道を渡り切るまで青にしとくぜ。みたいな計算はされずに作られているので、真ん中に取り残されます。
ほらね。本日1回目の生命の危機ですよ。
今日もある程度人間観察をして、昨日の教訓を活かしてバスで行きました。
いや、、危ないから。笑
なんと、30分くらいで着きました。笑笑
バスは便利です。1元で好きな所までいけるんです。
乗り方も超簡単で、乗る時に1元バスにある日本と同じお金入れる機械に入れるだけです。降りるときも降りたい時に出口にいれば勝手にドアを開けてくれます。(※でも、乗ってる途中や降りる途中でも走り出すので要注意。)
ビバ・ハルビン駅!
おばちゃんからアイスを3元で買って駅に行きます。
町中どこにでも売ってるんですが、ゴマが入ってたり、小豆が入ってたり、色々種類があります。
さー、ここで、
個人で中国旅行に行きたいけど情報が無さ過ぎていけないわぁ〜という人の為に、すごく為になる
中国での電車のチケットの買い方を説明いたします。
まずですね、中国の鉄道の時間表が本屋さんに売っているので、買ってください。行った街に本屋さんが無かったら諦めてください。笑(ハルビンに本屋さんがないので、僕は持っていません。)
【というよりですね、中国人は本を読まないそうです。僕の尊敬する先進国だった中国の面影は遺跡と史料にしか残ってないのか。】
ちょっと脱線しましたが、
電車の券は駅の中では買えません。
駅の隣にある
建物(售票厅)
に行ってください。
ここで電車の券が買えます。
もちろん今中国国内も自動化が進んでチケット発券マシーンもあるのですが、、
まずこれは、中国人が持ってる人民カード的なモノが必要なので、中国人じゃないと買えません。爆笑
じゃあ外国人はどうすればいいか?
もちろんインターネットで買っても良いのですが、手数料を高く取られる(中国の感覚で)のでアホらしくてやってられません。
そうなれば、もう、愚直に駅に行って他の中国人達と一緒に並んで買うしかありません。
と、言っても一応外国人用の窓口があるのでそこに並びます。
(なんで一応と言ったかと言うと、スタッフの方ももちろん英語などは出来ないし、外国人用の窓口でも中国人先輩達が関係無しに並んでいるからです。「俺は国際人だから!」とか思って並んでるんですね。)
そこで、
もう一つポイントがあるんですけど、
僕の場合は知ってる中国語を何度も言ってゴリ押しで買いますけど、中国語が全く分からない場合は紙に書いて窓口の人に見せるとすごくスムーズに事が運べると思います。(ここで席がもう無かったりしたらスタッフの人が「ブーヤオ!」と叫んで、「無いから!」って教えてくれます。ので、他の時間帯にするなどの代案も考えてた方が良いと思います。)
こんな感じで伝わります。
⚫︎日付→5月29日
⚫︎どこからどこまでか→ハルビン西〜天津
⚫︎電車のタイプ→G1206 高速鉄道のG
⚫︎チケットの枚数とランク→1張,2等座
後は最後にパスポートを出して登録してもらえば、オッケー‼︎‼︎‼︎無事に券を買う事ができます。
やったわね!!
移動で時間を短縮するために思い切って高鉄チケットを買ってしまいました。
高鉄486元で、6時間30分。
普通の鉄道だと150元で、17時間。
この差。笑
さすがに移動で8000円くらいは高いので、次天津から開封までは価格も半分以下になる寝台列車で行きます。
8000円なんて言ったら相当大きいお金です。
タクシーの運ちゃんで月3000元(4万8千円)くらい。大学新卒で月5900元(9万5千円)くらい。
といっても、生まれた時の環境で全てが決まってしまうと言っても大袈裟じゃない世界で、家がお金持ちだったら生まれた時から将来お金持ちになる事が約束されているし、お金がない場合は、その逆です。
あと、仕事などで住んでいる人は間違いなくいるのでしょうけど、日本人、日本人に見える人には全く会わないです。
けど、大きい田舎なだけあって、心がキレイ?なのかふっかけられたりとかぼったくられたりとかは全くありません。というより、中国人、基本的にすごく純粋な人達なんですね。やっぱり僕は中国好きですね。
夜はいろんな所に連れてってもらいました。
一番最後のお粥が、蟹のお粥だったけど、
人生で一番美味しいお粥でした。
まあ、食事中もね、奥さんとこう。。
仲睦まじく。。。
まさか海外でも見せつけられるとは思ってませんでしたよ。怒
夜景も綺麗!!
あっちに見える橋、モスクワまで続く
シベリア鉄道の一部です。
ハルビンで一番人気のあるバーで最後の夜を。
外で過ごしたのですが、地下にある店内はびっくりするくらい大きく
地元の中国人も、ロシア人も、観光客も沢山来てごった返していました。
数軒バーなどを経営してるオーナーの張さんも一緒に。
彼、4分の1日本人でした。
何よりもすごい気さくな人で、何処にいても色んな国の人が挨拶しに来るくらいこの街で、大鵬と張さんが若手をリードする代表格みたいです。
最終的に30人位で飲んでました。笑
バーを後にして、二人で月を見ながら話して、
運転手の人が来てホテルまで送ってくれました。
別れる時は、さすがに二人とも泣いて(笑)
僕は人生でこんな友達を持てた事だけで十分です。
5年ぶりに愛する兄弟に会えて、素敵な友達も出来て、
ハルビン編終了
さあ、明日から天津です‼︎‼︎
今日使ったお金。
2元→ペットボトルの凍った水 32円
3元→バス3回 48円
84元→朝ごはん 1334円
486元→ハルビン西駅→天津 高鉄(ガオシン)日本でいう新幹線 7776円
合計575元→9190円。