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9.ユーラシア大陸東南部縦断〜第8日〜武漢・武昌・漢口

800時の新幹線で天津西駅から武漢まで移動。

成田空港並みの大きさの天津西駅。
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天津から離れるのが寂しかった。

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河北を制したら天下が取れると言われていただけあって、見渡す限りの畑。畑。畑。絶景。
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眠っていて、いつの間にか武漢辺りに。
景色が一気に変わり、田んぼが広がる。
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想像だけど、諸葛亮が晴天雨読の生活を送っていた時からあまり景色は変わってなさそう。

武漢駅に着く直前で大雨になり、今回初の雨に当たる覚悟。
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1400には着いて、新幹線を降りた瞬間に、天津では無かった湿気を感じる。
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だけど、あれ。晴れてる
ついてるなあ。

ブルースリーが出迎えてくれて、彼のTシャツを持って来れば良かったと少し後悔。
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そのままタクシーを捕まえて、
黄鶴楼へ。

THE中国

って嬉しくなるくらいの公園。
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80元を払って黄鶴楼へ。
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こっちか。。。

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ん?

岳飛広場!!
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今回の旅で諦めてた岳飛に会えるとは。
本当についてる。

「精忠报国」
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岳飛の合言葉。

異民族から侵略を受けていた漢民族にとって岳飛「英雄の中の英雄」

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うわぁ。。かっこいい。。。

30分くらい見とれてた

岳飛は中国人なら誰もが先に書いた通り「中国一番の英雄」と呼ぶ南宋時代の武将。

宋の皇帝が女真族国家「金」によって万里の長城より北に連れて行かれて滅亡。南宋は宋を復興させようというスローガンを掲げて唯一残っていた皇族から新しい皇帝をたてて建国。

岳飛は、南宋の開封府を守る将軍宗沢の率いる義勇軍に参加。貧農出身だったのにも関わらず、「農民にお前の様な奴がいるのか」ってくらい文武両道のチートっぷりを発揮して頭角を現していく。

宗沢将軍が亡くなって、金は10万の兵を率いて南下、南宋も滅ぼす勢いで攻め寄せて南宋の皇帝も逃げ続け、海の上にまで逃げ出す始末。

そんな中、私兵団「岳家軍」を率いて中国史上でも5本の指に入るくらい強いと言われた金軍相手に連戦連勝で、当時正規軍でも自国の民に対して略奪をするのが当たり前だったのに略奪も許さず韓忠世などと協力してどんどん金軍を打ちのめして領土も奪還していく。

宰相の秦檜は南宋にとってすごく悪い条件で裏で和平交渉を始めた時、民から絶大な人気を誇っていた岳飛の存在が恐怖だった為無実の罪で岳飛を捕らえる。

誘導尋問の拷問の中でも岳飛は「天は全て知っている」と言って最後まで屈せずに処刑されてしまう。

結局、南宋も、金もモンゴル帝国に滅ぼされる事になるけど、秦檜が死んでから民によって朱仙鎮に岳王廟が作られ、「岳飛漢民族の誇り」と呼ばれる事になりその廟の前には跪いて縄に縛られている秦檜一族の像があって、今でも中国の人が前を通ると唾をかけたり、ゴミを捨てたりしていく程嫌われている。

調べずにうろ覚えだけどこんな感じの武将。

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ガチャガチャ好きの僕だから、
迷わず岳飛の記念コインを購入。今回の旅の戦利品。

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そして、出た。黄鶴楼。

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元々、三国志時代の時に呉の孫権が築いた見張り台が原型となっており。時代時代で建て替えられ今の形になったと言われている。
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内装とかも綺麗。
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時代時代の黄鶴楼の姿も模型で再現されていて見ごたえがある。
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そして、200段くらい階段を登って、
頂上からの景色。

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小学生の頃、羽田空港でたまたま買ってもらった本が、三国志。そこから僕は中国の歴史好きになってしまったのだけど。。。


ずっと本を読んで想像していた長江が目の前にある。。。。
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鳥肌が立った。

想像を越えるくらいの大きさ。

タンカーも通ってるし船が行き交っている。

荷物もしばし放置してまた1時間くらい動けなかった。

これは一体大淀川の何倍あるんだ。

ここの近くで、赤壁の戦いがあった。

渡るしかない。

暫し、自撮り。

撮り慣れてないから周りの目を気にしてしまう恥ずかしさと、絶望的なアングルが僕を襲うけど、旅行中の写真で自分が一枚も写っていないのはそれはそれで寂しい。


掌に乗せてみたり摘んでみたりしたけど、大丈夫と言えるクオリティの物はこれくらい。笑

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そこから長江に向って雑雑とした道を歩いて行く。

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商店街では、今までいた北の街と違って、ココナッツミルクとか、ドクターフィッシュ体験とか。そういうお店が目立ち、食べ物も辛そうな感じがましている。

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街を抜けて。
長江に着いた。
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河に入って泳いでいる人も沢山いる中、とりあえず、、長江の水を口に含んでみた。笑
薄い泥水の感じがしてそれも感動。

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歩いて橋を渡るのは何かもったいない気がして、船が行き交っているのが見えていたので、渡し船があるはずだと思い船着場を探す。



あった。たった2元。
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船に乗ると、後ろの部分がデッキになっていて、船の旅を楽しめる。

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途中で川の色が変わり、他の支流が長江へと流れ出しているのが分かる。

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対岸までたった15分くらいだったけど、昔の中国のたくさんの英雄達と時代は違うけど間違いなく船という物を使って同じ長江の上で交差する事ができた。

対岸側は、さっきいた地区よりも、僕の想像する中国の世界が広がっていて、鉄骨屋、雑貨から地元の人達が使いそな店が所狭しと並んでいた。他の観光客風の人間には1時間ほど歩かないとすれ違う事は無かった。

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日が暮れて夜になっても歩き続け、さすがに履いているブーツと荷物が重く感じ始めたので食堂に入り、よくわらかないけど美味しい中華料理を食べて、タクシーを拾ってまた対岸側に戻り、今度は武昌駅へとついた。00:44分発桂林行き。

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武昌駅に着いて、今まで行った駅とは全く違う。

半分外になっている部分もあるし、常に大きな話し声、瓶が割れる音とクラクションの音が聞こえてくる。

電気もあまりついておらず、警察のランプとギラギラした店の看板が良く目立つ。

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今日は宿にも泊まらず、歩き続けて汗まみれで気持ち悪いけど、それもそれでなかなかできない体験だから良しとしよう。

さすがに今は眠らないで「ニンジーン loves you yeah!」を聴きながら電車を待とう。

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